ランチの計画をたてている時に、こんな経験はありませんか?
「じゃあランチはアイレックスにあるお店にしよう!」
「わかった。じゃあ予約するね。なんて名前だっけ?」
「場所はわかるんだけど、読み方は分からないんだよね。」
「私も・・・^-^;」
正解は アイレックス ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)です。
もくじ
ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)詳細について
まずはビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)の詳細についてご紹介します。
店名 | アイレックス ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス) |
住所 | 香川県丸亀市綾歌町栗熊西1680 アイレックス内 |
電話 | 0877-86-1314 |
営業時間 | [Lunch] 11:00~14:00 無くなり次第終了 [Dinner] 木・金・土・日・祝 18:00~22:00 |
定休日 | 水曜日 |
最寄り駅 | ことでん栗熊駅 徒歩10分 |
公式サイト | https://www.bistro-filleetfils.com/ |
備考 | ディナーはお問い合わせの上、早めのご予約をおすすめします。 月・火曜の夜も10名以上のコースご予約で営業いたします。 |
にわとり農家に生まれた兄弟が始めたお店です
ここで店名にまつわるエピソードを紹介します。
にわとり農家に生まれた兄弟が始めたお店です。fille et fils(フィーユ エ フィス)の意味は「女の子男の子」。ちょうど同じ時期、3人兄弟の兄妹にそれぞれに子供が誕生しました。兄には女の子・妹には男の子。そこからフランス語で店名をつけました。~引用:ビストロ Fille et fils HPより~
なんだかおとぎ話の本のはじまりのようなエピソードです。
これからどんな料理がでてくるのか、ワクワクします。
ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)外観・内観
では外観や店内の雰囲気を紹介します。
緑に覆われた外観
こちらが外観です。
一見、無機質で現代的な建物に見えますが、緑に覆われていて自然の温かさを感じます。
季節によっては様々な花に彩られます。
少し小さめの入口
ドキドキしながら入口へ向かうと、カラフルなコキンチョウたちがお出迎えです。
あまりのかわいさに思わず笑みがこぼれます。
そして入口から中へ入ってみましょう。
落ち着いた店内
少し小さめの入口から店内に入りまず目に入ってきたのは、たくさんのワインとコーヒーカップ。
非日常の世界へ足を踏み込んだような雰囲気です。
そして小さな入口や建物からは想像できないくらい広い店内です。
テーブルや椅子も適度なスペースが設けられていて、ゆったりと過ごせそうです。
「ビストロ」という慣れない言葉と雰囲気に緊張しつつ、どんな料理が出るのかなと期待に胸がふくらみます。
こんなおしゃれな・・・が!
食事はもちろんですが、ぜひ見ていただきたい場所があります。
店の奥、左側の扉を開けるととてもカラフルな壁。
ここは女性用のお手洗いなんです。
映画『アメリ』に出てきそうなおしゃれな空間。
ここがどこか忘れてしまいそうです。
そして右側の扉を開けてみましょう。
モノクロ基調のシンプルで落ち着いた内装です。
こちらは男女兼用のお手洗いです。
空間の仕切りがドアというのが、遊び心があって素敵です。
この2つの空間だけで短編映画撮れそうな気がします。
いえ、ぜひ撮りたいです!
※2024年7月改装後撮影
ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)の料理
fille et fils(フィーユ エ フィス)ではオーナーのご実家で、お店の為に飼育された讃岐コーチンを中心に、地産地消の野菜や果物、瀬戸内の魚介類など旬を大切に提供しています。
季節によってさまざまな料理が楽しめます。
おススメはご実家の養鶏場で生産された新鮮な卵を使用したオムライスとのこと。
そう言われて食べないわけにはいかない!
今回は「たまご屋さんのオムライスセット デザート付き」をいただきました。
前菜とスープ
まずは前菜とスープです。
レタスの緑にキャロットのオレンジが見た目にも華やかです。
スズキのフリットも衣がサクッとして、メインと言ってもいいおいしさです。
とうもろこしのポタージュも優しい甘さで、デミタスカップでは足りません。
とてもボリュームがあって、これだけでもおなかいっぱいになりそうです。
ドリンクはノンアルコールです。
おススメのたまご屋さんのオムライス
こちらがオーナーのおススメ「たまご屋さんのオムライス」です。
黄色のお布団にくるまれた、チキンライス。
デミグラスソースがつやつや・キラキラして食欲をそそります。
一見小さそうに見えますが、卵の中にはチキンライスがぎっしり詰まっています。
スプーンですくってもくずれません。
ふわふわとろとろ卵と硬めのチキンライス、濃厚なデミグラスソース。
オーナーおススメというのも納得。
百聞は一見にしかず!
単品 地鶏のソテー
こちらはノンアルコールだったことが悔しい一品です(T-T)
なかなか嚙み切れなくて、あとからあとから味が出てくる。
噛み応え満点の地鶏と、ニンニクとジャガイモの柔らかさがきっとワインにも合うでしょう。
みんなでシェアすると、お酒がすすむことまちがいなし!
玄米卵と米粉のシフォンケーキ
最後はお待ちかねのデザートです。
卵を使っているのに、黄色味が少ないような気がします。
むしろ青みがかっているようにも見えます。
実は米・粟・ひえを主成分とした卵を使っているので、とうもろこしの色素の黄色味がないそうです。
そんなシフォンケーキに今が旬の桃「あかつき」を添えて。
すでに満腹に近かったのですが、あっさりと軽い食感だったのでペロリと完食しました。
Fille et fils (フィーユ エ フィス)はまるで物語の世界
アイレックス ビストロ Fille et fils (フィーユ エ フィス)は、子供の頃に読んだ物語のようなお店です。
緑に覆われた小さな入口はまるで秘密基地。
ところどころに遊び心があって、おなかも心も満たしてくれる癒しの空間。
少しづつ出てくるお料理も「もっと食べたい!」と思わずにはいられないものばかりです。
おいしい料理はもちろんですが、時間を忘れるということもたまには必要なのだと感じました。
大切な記念日に。
大切な人のお祝いに。
がんばる私へのご褒美に。
小さな扉の向こうへ、ぜひ足を運んでみてください。