幸せの朝は、ここから始まる。「GOODNEIGHBORS　COFFEE丸亀店」

丸亀市で、美味しい朝食と心地よい時間を過ごしたいあなたへ。おすすめのカフェをご紹介します。

地元で高い人気を誇る「GOODNEIGHBORS　COFFEE丸亀店」です。

「GOODNEIGHBORS　COFFEE丸亀店」について

ボリュームたっぷりのモーニングが人気のお店です。モーニングのパンにはお店のこだわりが。

• 食パンの厚さは３５ミリ。
• パンを焼いてバターを塗り、仕上げに別のオーブンで二度焼き。
• バターがジュワジュワッとなったトーストを提供。

お店の情報はこちらです。

アクセスと外観

JR宇多津駅から県道33号線を西に車で5分ほど走ると、右手に「GOODNEIGHBORS　COFFEE」の青い看板が見えてきます。

赤レンガ造りの歴史を漂わせる外観。築４０年の建物をリメイク。古い面影を残しながらも、洗練された佇まいを醸し出しています。

入り口もクラシカル。重厚感のあるドアがお出迎え。

訪問したのは、土曜日。7時15分に到着。オープン前なのに、すでに１０名ほどの行列ができていました。

オープンは、土曜祝日は７時３０分から、平日は８時からです。

外観の窓の上部にも、お店の名前「GOODNEIGHBORS」（素敵なお隣さん）の文字が。

「素敵なお隣さん」ネーミング通り、隣近所の人がここに来たら誰かに会える、そんな楽しい空間を提供したい、そんな思いで作られたカフェです。

両親が共働きだったオーナーは、近所の人に助けられながら育ったそうです。

もらったものを直接お返しはできないけれど、心地よい空間として使ってほしいという思いで始めたカフェだそうです。

店内の様子

過去と現在が融合したような店内です。スタイリッシュでありながら、どこか懐かしい居心地の良さを感じます。

おしゃれな雑貨屋さんのディスプレイ。照明のヴィンテージ感がいい味だしてます。

カウンター席もあるので、一人でも食事がしやすそうです。

入口正面の壁は、赤レンガでつくられています。まるで暖炉があるような温かい雰囲気が漂っています。（実際は、棚の下にはたくさんの雑誌が置かれていて退屈せず過ごせます。）

ソファ席もあります。くつろげますねぇ。

奥の席もソファがあり、ここなら８人くらい一緒に食事ができそうな広さです。

ちょっとした空間のレイアウトが素敵です。

おすすめメニューの紹介

◆ホリデーモーニングメニューです。

モーニング　◆『Aセット　ももバタートースト』

まずは、定番のトーストモーニングからご紹介します。今回は、飯南の桃を贅沢に使用した季節限定の自家製『ももバター』をチョイスしました。

トーストは、ももバターとのマリアージュを追求し、何度も試作を重ねて完成させた、特注の山型パン。ももバター専用のパンです。

ももバターは、とても軽い口当たりで初めて食べる触感でした。バターが口の中でふわっと溶けていきます。トーストは外がカリっと中がふんわりで、ももバターとよく合います！

『幸せのフルーツバター』は自家製です。オーナーの奥様が食の細い子供のために、朝ご飯をしっかりたべてほしいと作ったのが始まり。今では、その美味しさが口コミで広がり「ベストお取り寄せ大賞２０２２」「パンのお供部門　金賞」を受賞したフルーツバターです。

ラインナップは、『ももバター』の他にも『アップル＆マンゴーバター』等地元の旬のフルーツをふんだんに使った極上バターが揃っています。オンラインショップでも販売しています。全種類制覇したい！

モーニング　◆『Cセット　たまごサンド』

食パンももちろん美味しいですが、『Cセット　たまごサンド』もぜひ食べてほしい一品です。白ごまのパンにはたっぷりのたまごが入っています。

フランスパンのように硬すぎず、コッペパンのように柔らかすぎない、ちょうど良い歯ごたえのパンです。

Cセットにはスープが付いてきますが、これがまた絶品です！アサリの魚介エキスとベーコンの旨味が溶け込んだクリームスープで、サイコロ状の野菜がゴロゴロと入っています。

サラダも、地産地消の新鮮な野菜を数種類使用しており、朝から栄養満点です。

ランチ　◆日替わり『自慢の熟成三元豚のロースカツサンドセット』

モーニングの美味しさが忘れられず、ランチもいただきたくなり再びお店へ。

◆ランチメニュー

お店のおすすめ『自慢の熟成三元豚のロースカツサンドセット』を食べてみました。

まず、驚いたのがこのボリューム！

このサンドイッチ、これでもかというほどの具材がもりもり挟まってます。しかも、それが2つも。さらに、クリームスープにオニオンフライ、フライドポテト、サラダ、ポットコーヒーがセットになっています。

このロースカツ想像をはるかに超えました！肉厚でありながら驚くほど柔らかく、ジューシー。サクサクの衣と甘辛ソース、たっぷりな千切キャベツとのハーモニーが完璧です。

そして、ランチのパンには黒ゴマが練りこまれていて、具材と相性抜群でした！

「GOODNEIGHBORS　COFFEE」さんは、ネーミングにコーヒーがつくように、コーヒーにこだわりがあるお店です。すっきりとした後味と深みのあるコーヒーは、食事をさらに引き立てます。

お持ち帰り袋

たくさん食べたいけど、ちょっと心配…という方もご安心ください。お持ち帰り専用の袋とアルミホイルが無料でいただけます。

お店の「食べ物を大切にしたい」という気持ちが伝わってきますね。

お店の新しい取り組み（社会貢献活動）について

フードリボン活動

お店の入口に『フードリボン参加店』のシールが。これは何？

このシールに興味を持ち、社長の小林さんにお話を伺わせていただきました。

社長の小林さんは、日本の子どもの7人に1人が「安心して食事できない環境にある」というデータを知り驚いたそうです。個人的支援では間に合わない、組織的にスピーディーに取り組む必要があると考え、フードリボンプロジェクトに加盟されました。

支援者があらかじめリボンを300円で購入。子どもは、リボンを自由に取って食事できる仕組みです。一般の子ども食堂は開催日が月に数回などですが、この活動ならお店の営業日にいつでも食事ができます。

フードリボンの実施時間は、16時から18時です。ここでは、単に食事を提供するだけでなく、楽しんで仕事をしている大人の姿を子供たちに見てもらいたいと考えられているとのこと。食事ができない子供だけでなく、一人で食事をしている子供もここに来て、スタッフと会話をしたり交流したりしてほしいそうです。

子供たちが夢や目標を持てるような場所にしたいという小林社長の言葉には、強い思いが込められていました。

他にも、レジ横では就労継続支援施設の方々が作るクッキーを販売していました。

また、珈琲の粉を二次利用するなどの環境課題や農業ファームを通じてお店の外での地域課題に取り組んでいるそうです。

まとめ

「GOODNEIGHBORS COFFEE」は、モーニングもランチもどちらも文句なく美味しいです。地産地消の体に良い素材を使い、手間暇かけて丁寧に作っています。

しかし小林社長は、お店を「食べ物屋」だとは思っていないとおっしゃいます。

『働く人 × 美味しい食事 × インテリア ＝ 地域の人々がつながる空間』

「個」で分断されがちな今の日本で、「つながること」ができる空間を作りたいと。子供たちに「こんな日本を作ってくれてありがとう」と言ってもらえる社会を作っていきたいとおっしゃっていました。私も小林社長のお話にどんどん引き込まれ、この輪が広がり、共感する人が増えていくことを願っています。

こんな素敵なことがつまったカフェで、おもいおもいの時間を過ごしてみてはいかがですか？