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JR丸亀駅から徒歩約10分の場所にある丸亀港。そのあまりにもこじんまりしたたたずまいに、そこが「脱日常クルーズへの入り口」であることに気づかない方もいらっしゃるかもしれません。
岡山、そして高松港からのフェリーの旅は、すでに観光客にも人気の「観光スポット」となっています。どこに行っても人がいっぱい。
それに対して丸亀港からのクルーズは、多くの人にまだ見出されていない素晴らしい景色と体験がいっぱいなのです。
実は、都会に住むクルーザーを保有する富裕層が静かに訪れる先が、「(丸亀港からアクセスできる)本島や手島など塩飽諸島(しわくしょとう)の島々」なんです。
理由は、「景色がすばらしいのに、人が少なく本当にのんびりできる」から。
そんな瀬戸内クルーズの旅の入り口、「丸亀港発のフェリー」についてご紹介したいと思います。

もくじ
丸亀港合同待合所について
丸亀港からフェリーに乗って島へ行くために、最初に立ち寄るのが切符売り場と待合所を兼ねた「丸亀港合同待合所」と呼ばれる場所です。

本島汽船と備讃フェリーの2つの待合所を兼ねていることから「丸亀港合同待合所」と呼ばれます。
丸亀港からは、瀬戸内海の島々へと向かう2つのフェリー航路が伸びています。本島方向へ向かう「本島汽船」と手島方向へ行く「備讃フェリー」です。そのどちらも、この待合所で切符を購入することができます。
本島方面へ行かれる方は、正面玄関入って左側、手島・小手島・さぬき広島方面に行かれる方は、右側へと進んでください。

手島方面に行かれる場合は、券売機が設置されています(窓口もあります)。

正面玄関から入って右手にあります。
ここで飲み物を購入することをおすすめします(暑い日は特に!)。
島にはコンビニがありません。
カフェやレストランが定休日のこともあります。

もし飲み物を持ってきていない場合は、ぜひここで一本確保しておいてください。
フェリーの切符を買い、タラップを渡って船に乗り込んだ瞬間から、あわただしい日常は、瀬戸内のゆったり時間へと切り替わっていきます。
丸亀市では「毎月20日 航路運賃無料デー」を実施しています。
この日は、コミュニティバスだけではなく、本島汽船と備讃(びさん)フェリーの旅客運賃(大人・小人)が無料になります。
(注:自動車や自転車の航送代、手荷物料金などは対象外です。)
次の週末や20日にあわせて、丸亀港から船に乗って「脱日常」を感じてみませんか。
はじめに乗りたい定番航路。「本島汽船」の35分クルーズ
丸亀港から気軽に乗れるのが、歴史ある町並みが残る「本島」へ向かう本島汽船です。

目的地への移動手段としてだけでなく、乗船している約35分間そのものが魅力的なアクティビティになります。

車両甲板の様子
1階の車両甲板には車や自転車をそのまま載せることができます。

自転車を持ち込む場合も、アクセスの良い1階部分に停められるため、島に到着してすぐに走り出せる手軽さがあります。
船上からながめる瀬戸大橋
空調の効いた客室で海を眺めるのもよいですが、潮風を感じる展望デッキもおすすめです。
本島航路の最大の醍醐味は、船上から見る瀬戸大橋のパノラマです。
本島に近づくにつれて、海面と同じ目線から巨大な橋を眺めることができます。
遮るもののないデッキから、瀬戸内海と橋のコントラストをぜひ撮影してみてください。
本島では、以下の写真のようなビーチがあちこちに広がっています。

本島汽船では「御船印」と呼ばれる船の御朱印が発売されているそうです!

次に、備讃フェリーをご紹介します。
ディープな島旅へ。「備讃(びさん)フェリー」というもう一つの選択肢
丸亀港の東側乗り場からは、もうひとつの航路「備讃フェリー」が出ています。

写真は「ひろておん」号です。他にも旅客船「ニュービサン」号があります。
行き先は、良質な青木石の産地である「広島」、キャベツ栽培と鳥の島「小手島」、そして豊かな自然が残る「手島」です。
こちらも20日の運賃無料デーの対象です。
フェリーに乗り込むのも降りるのも、この大きな入り口から。

ここで切符を確認します。
船内の座席はとてもキレイ。テレビも設置されています。

本島に比べて、より静かで素朴な時間を過ごしたいときにおすすめの航路です。

快適で安全な島旅のための重要TIPS
島旅を楽しむために、あらかじめ知っておきたい実践的なポイントをまとめました。

待合所の中もとてもキレイ!
到着直後に「帰りの時刻」を確認する
フェリーや客船は便数が限られています。
島に到着したら、まずは港の時刻表で復路の時間を必ず確認してください!


早めに港へ戻り、涼しい待合所で待つ
島での散策は時間に余裕をもって切り上げましょう。
早めに港へ戻り、冷暖房の効いた待合所で休憩しながら船を待つのが安全です。
瀬戸内国際芸術祭などのイベント開催時や繁忙期には、定員に達して希望の便に乗れない事例も発生しているため、特に注意が必要です。
自転車を持ち込む場合は「フェリー」の時刻を選ぶ
自転車などを島へ持ち込む場合、乗船できるのは「フェリー」のみです。
旅客専用の「客船(高速艇)」には自転車を載せることができません。
帰りの便を調べるときは、必ず「フェリー」の時刻を確認してください。
意外と歩く?駅から丸亀港へのアクセス

丸亀港はJR丸亀駅の北口から直線距離で約600m、徒歩10分ほどの場所にあります。ただし、旅の荷物があったり、のんびりと歩いたりすると、意外と距離を感じるかもしれません。
そこで、JR丸亀駅から徒歩で丸亀港へ向かう最短ルートをご紹介します。
丸亀駅の改札を出ると、「北口」の案内板があります。そのサイン通りに左側のドアに向かいます。

北口を出てすぐのところに、丸亀マップがあります。丸亀駅と丸亀港との位置関係を確認できます。

北口を出ると、下の写真のところに出ます。ここから左手に歩くと、すぐ右斜め前あたりに「横関皮膚科と不動産の看板」が見えます。この看板の右側に見える小道に入っていきます。そこからずっと直進します。

横関皮膚科の右の小道に入っていきます。
しばらく道なりに沿って歩いていくと、下の写真の十字路につきあたります。ここで「徒歩」の方は直進、「自転車を含む車両」の方は、右折してください。
写真の真ん中に見える建物が「丸亀港の待合所」になります。右側に見えているのが駐車場になります。

先ほどの十字路を直進し、つきあたりで右を見ると、写真のような通路があるので、怖がらずに入ってください。通路を抜けるとそこが「丸亀港」になります。

歩いてこられた方はこちらを通ってください。
自転車または車の方は、先ほどの十字路から右折してすぐのところにある、この高架下の道をくぐってください。左手にフェリーが見えていますね。

少し遠回りになりますが、歴史的な「太助灯籠」や青い「京極大橋」など、港までの道のりも景色を楽しみながら歩くのもおすすめです。

車で直接港へ向かう場合は、すぐそばにある「丸亀市営港駐車場」が利用できます(24時間上限500円)。

丸亀港へは、コミュニティバス(丸亀垂水線:丸亀港停留所)も運行されていますが、便数が少ないので時刻表をご確認ください。
フェリーの基本情報
丸亀港からのフェリーには2つの会社があるとお伝えしましたが、もう一度、まとめてみましょう。
2大フェリー比較
| フェリー会社 | 主な目的地 | 通常片道運賃(大人)※20日以外 | 所要時間(フェリー) |
| 本島汽船 | 本島・牛島 | 560円(本島まで) | 約35分 |
| 備讃フェリー | 広島・小手島・手島 | 580円〜780円 | 約40分〜 |
乗船時のご注意
- 自転車・バイクの航送:フェリー便のみ対応しています(客船・高速艇には積載できません)。
- 無料デーの適用範囲:毎月20日に無料となるのは「旅客運賃のみ」です。自転車や車の航送代は別途必要です。
詳細情報は公式サイトでご確認を
- 本島汽船 公式ホームページ:https://honjima-kisen.com/
- 備讃フェリー 公式ホームページ:https://bisan-ferry.jp/
- 丸亀市公式ホームページ(毎月20日航路運賃無料デー):https://www.city.marugame.lg.jp/page/25433.html
- 丸亀市営港駐車場:https://www.city.marugame.lg.jp/page/11319.html
- コミュニティバス時刻表(丸亀垂水線):https://www.city.marugame.lg.jp/page/36851.html
今度の週末は、ぜひ一枚の切符を手に入れて、丸亀港から瀬戸内のんびりクルーズの旅へ出かけてみてください。

