名産 飯南の桃

香川県丸亀市飯山町で栽培されている桃「飯南の桃」は香川県特選「讃岐フルーツ」の認定を受けています。

全国シェアでは9位と生産量は他の産地に比べて少なめではありますが、各名産地から生産される桃の中で、最もジューシーで甘い(筆者の主観www.)「飯南の桃」です。

毎年この時期、桃農家さんからたくさんの桃が全国へ発送されています。

桃は傷みやすく、梅雨が旬ではあるものの日光に当たらなければ糖度が低く、熟れてしまうと気から落下する。。。という収穫のタイミングには生産者さんの熟練された見極めが必要です。

桃栽培の歴史

日本には桃太郎伝説が残っているくらい、桃の栽培は歴史が深い。

桃は中国が原産で、かつては「不老不死の仙果とされていました(今でもお祝い事の時には桃の形をした饅頭を食べる)。

日本でも、平安時代ころより桃を食べていたようだが、国内での本格的な栽培が始まったのは明治に入ってからである。

丸亀市飯山町における桃の栽培は明治時代から始まった。明治時代、飯山町坂本地区の大地主であった宮井茂九郎さんが

  • 雨が少ない
  • 日差しが多い
  • 土が柔らかい
  • 水はけがいい

といった、飯山の土地にあった桃の栽培を始めた。

今では、少なくなってしまいましたが、昭和30年ころには飯山町だけでなく、飯野山周辺は見渡す限りの桃畑で。収穫時期には町中が甘い香りがしていたそうです。

飯山で作られている桃の種類

はなよめ 6月中旬から下旬

日川白鳳 6月下旬から7月中旬(著者のイチオシ)

あかつき 7月中旬から下旬(一番人気の代表選手)

なつおとめ 7月下旬から8月上旬

なぜ、日川白鳳がイチオシかというと、、、

桃の季節は1か月半の間のみ。「出回り始めた」と思ったら、いただきものも、スーパーの店頭桃もだらけになります。少し早めに収穫が始まり、糖度も十分高い「日川白鳳」は、旬の先取り、もらってありがたく、食べておいしい品種です。

桃の販売

「飯南の桃」は

① 各生産者さんから直接

② JA香川飯南産直 桃直売所

③ JA讃さん広場

④ 各果物店

からフレッシュな桃を購入、贈答品として送ることができます。

桃食う祭り

2020年から新型コロナウイルス感染症の影響で、中止していた「桃食う祭り」。

今年は、3年ぶりに7月16日(日)飯山北コミュニティセンターにて開催されました。

桃の種飛ばし大会はしなかったようですね。これもコロナの影響かな??

平池果樹園について

  • 注文方法:電話、ファックス 
    •  著者は、いつも一覧表にしてファックスで注文しています。
    •  毎年お願いをしているので  注文 ⇒ 発送 ⇒ お届け先より美味しい声が届く ⇒ 平池農園さんより忘れたころに請求書が届く ⇒ ATMにて支払い
  • アクセス:香川県丸亀市綾歌町富熊1343-14
         車で選果場へ!
         宅配便の幟を見落とすと、たどり着けません💦
         幟のある進入路を進むと、選果場への道は山道で車同士すれ違うのは一苦労
  • Instagram:桃の季節は頻繁に更新され、その時期に販売されている種類や、場所がわかります。
  • 平池果樹園さんに行ってみた!!
    直接お渡しをしたい方がいらしたので、受け取りに行ってみました(事前予約)。
    途中、「本当にこの道を進んでいいのかしら?」と不安になりつつ、車を進める(半泣き)
    ドーン!!と選果場が見えた💛

選果場  中に入ると天井高く桃を入れる化粧箱が高く積まれています。

選果場へ買いに行くと、いつも「過熟」と呼ばれている薫り高い桃を持たせてくださる。

なんとも!かぐわしい!!

「過熟」と呼ばれているものの、ほんの少し傷がついているだけのもの。
我が家でいただく桃は、これで十分すぎるほど美味しい😋

贈答用の箱を開けると。。。

  寄ってくる子たちがいます www。

冷やして美味しく食べました。

甘くて、ジューシーな飯南の桃!!

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