今回は丸亀市にお住いの「たびましこさん」のインタビューです。
お名前の由来も含め、お話をうかがいました。
お名前の由来
たびましこ
分解すると「たび+ましこ」。
たび=旅が大好きでライフワークとなっている
ましこ=ましこ(猿子)という鳥の名前
聞きなれない「ましこ」。
一体どんな鳥なのでしょう?

顔が猿のように赤いスズメの仲間で渡り鳥。
日本には北海道、青森周辺に飛来。
残念ながら香川県では見ることができないようです。
いつから旅が好きになったのか?
「気づいたら旅をしていた」と語るたびましこさん。
学生の頃から友人や家族と旅に行かれていたそうですが、
●出張が多い勤務先だったこと
●ワーキングホリデーでカナダに1年ほど滞在されたこと
これらの経験により、自宅外でいることが当たり前になり、旅にハマっていったそうです。
現在のお勤め先では長期休暇が取れるそうで、常に旅のプランを考えていらっしゃるとのこと。
実に羨ましい。
最近の旅のエピソード
少し前に青春18きっぷを使い、丸亀-伊勢神宮-名古屋-白川郷-滋賀への5日間の旅を満喫されたそうです。
車窓からの景色をただ眺め、ぼんやりと過ごせた時間が最高だったとのこと。
何もしない贅沢を味わえるのも、各駅停車の旅ならではの魅力です。
私も以前、丸亀から神戸まで各駅停車で旅をしたことがあります。
そのとき、乗客の方言が少しずつ変わっていくのがとても面白く感じられました。
こうした体験は、急行や新幹線では味わえないもの。
時間をかけて移動するからこそ見えてくる風景や人々の暮らし。
それこそが青春18きっぷの旅の醍醐味でしょう。
旅の魅力
最近は島めぐりがマイブームとのこと。
瀬戸内海にはたくさん島がありますが、近い所よりも遠く離れた島がお好きで、八重山諸島まで足を延ばされたそうです。
数ある島の中、今年の春に訪れた八丈島が特に印象に残っているそうです。
八丈島は東京から近い事もあり、都会的な要素と島のゆったりした要素がミックスされた独特の雰囲気を持つ土地。
そこの忙しいながらも幸せそうな人々の暮らしが、他とは違う魅力を感じたそうです。
島で何日か滞在し、現地の人と触れ合うことで、いろんなアイデアが降りてくる。
そして自分が何を考え、何を求めているのかが自然に見えてくる。
「自分を取り戻すことができる」
それが旅の最大の魅力だと仰っていました。
達人の旅の決め方とおススメサイト
旅の達人は、行き先の決め方もひと味違います。
私の場合は、まずは休暇が取れる日を想定し、次に目的地、そして予算を考えます。
しかし達人は、休暇→予算→その予算で行ける所を探す。
このような流れで決めることが多いそうです。
よく使用されるのは、スカイスキャナー・トラベルコなどの格安比較サイト。
実際どのように旅のプランを立てているのか見せて下さいました。
こんな方法があるのかと、旅慣れない私には驚きの連続でした。
最後に
一つの土地にこだわらず色んな土地に住んでみたい。
数年後には香川を離れることもあるかもしれないとのこと。
渡り鳥の「ましこ」のように頬を生き生きと紅潮させ、次なる土地へ羽ばたいて行く。
新しい土地での知識や経験を重ねて、人生を謳歌されるたびましこさんの今後のご活躍が楽しみです。