丸亀には楽しい場所や美しく心を癒される場所がたくさんありますが、 その中でも私のお気に入りのスポットは、川西町南の土器川河川敷です。
グラウンドが整備され 休日にはサッカーや野球の試合が行われています。その活気ある光景を見るのも好きですが、平日の河川敷もまた素敵なのです。平日の午後2時前後から風の良い日は、たくさんの凧愛好家のおじいさま方が 手作りの凧を上げていらっしゃいます。
讃岐富士に見守られながら 青空を自由に飛びどんどん上がっていきます。300メートル以上も上げられるそうです。
丸亀の凧とは
丸亀の凧の特徴は、凧の上部に女竹(めんだけ)をつけて 籐(とう)を張り それが強い北風にあおられ大空に舞い上がると ブーーーンと高い音のうなりをあげることから『うなり凧』と呼ばれているそうです。今は籐が手に入らないため写真のように ビニール紐やナイロンテープなどで代用しているそうです。実際近くで見ていても迫力のあるうなりを聞くことができます。
この日は曇っていましたが風が強く うなりの音も大きくどんどん上がっていき この後カラスがつつきに来ました(^ ^)
昔から凧絵は武者絵や合戦絵巻の絵柄でしたが、今は独創の凧もあるそうです。見せてもらったこの凧ももちろん骨組みから手作り、絵も下書きから色付けまで何日もかけて作り上げるそうで、どの方もスマホに撮り溜めたご自分の作品も自慢げに説明しながら見せてくださいます。
これも見事なやっこ凧❗️
あまり風がない日は このような簡単な作りの凧をあげるそう。シンプルなものほどバランスをとるのが難しいそうです。
美しくそびえる讃岐富士(飯野山)と伝統を受け継ぐ手作りの凧の競演は 本当に心を癒してくれます。何より私たちの大先輩である方々が 仕事をリタイヤしてもなお 楽しみや生き甲斐を見つけ、心豊かに毎日を過ごしていらっしゃる姿に元気をもらえます。
凧上げの他にも、警察犬の訓練なども行われていたり もちろんウォーキングやジョギング、サイクリングなど みなさん思い思いに 河川敷を活用しています。土手を車で走りながら様々な光景を見るだけでもほっこりします♪
平日は使い放題です(笑)
763-0092丸亀市川西町南地先