
日本のウユニ湖とも言われる、空を美しく映す父母ケ浜近くの街並みにたたずむ一軒の創作和風の店。
オープン一周年記念メニューがあると聞き行って来ました。

車を停め、こんな所にこんな街並みがあったのかと新鮮な驚きを感じつつ店に向かいます。
駐車場はあらためて、ご紹介します。
駐車場
駐車場はお店から歩いて2分くらいの所にあります。
約8台停められます。


お店の外観
風情がある佇まい。
かつてこの辺りは塩田で栄え、大きなお店が並んでいたとのこと。
のれんをくぐり店内に入ります。



店名 | 創作和食MAWARU |
住所 | 香川県三豊市仁尾町仁尾丁228 |
電話 | 0875-24-8855 |
営業時間 | 11:00~15:00 (L.O. 14:30) 17:00~22:00 (L.O. 21:30) |
定休日 | 火、水(木曜日はランチ休み) |
駐車場 | 店から徒歩2分の所にあり |
喫煙状況 | 中庭に喫煙所あり |
公式サイト | インスタグラム mawaru_nio |
備考 |
店内の様子
古民家の梁や柱をそのまま使いつつ、モダンなインテリアで落ち着く空間になっています。
まだ木の香りがしています。



一周年記念のメニュー

鳴門や三豊、オリーブ牛など、近隣の素材が使われています。
期待が高まります。
先付け

マヨネーズ?と思いきや、白和え仕立てのアスパラ。お豆腐を丁寧に濾していて滑らかな口当たりです。
イクラの塩気でうま味を引き立てられた、細かく刻まれた大根。
器が船のような形でとても可愛いいです。
しょう油豆を沿えたごま豆腐はもっちりぷるん。
少しずつ大事にいただきました。
椀物・造里


鱧しんじょの上には梅肉が、お出汁からはほんのり柚の香りもします。
薄味ですが、しっかり美味しいです。
お造りのお醤油は坂出の堺屋醤油さんの「みかん醤油」。
甘めのお醤油にスダチを少し絞ると、お刺身がより美味しく。
揚げ物・強肴


鰆の皮はパリッと中はふんわり。これは家庭ではできない仕上がりです。
三豊ナスの田楽に添えられた甘味噌がししとうのピリリを上手くカバーしています。
ウニが添えられたオリーブ牛のローストビーフ。この上ないリッチ感です。
その下には、少し酸っぱいジュレを纏ったお野菜が隠れていました。
ウニと牛肉で濃厚さが増しますが、ジュレの酸味で和らぎます。
その塩梅が絶妙でとても美味しい。
食事・水物


本マグロの握りずし。これはもう感想を述べるまでもありません。
甘さ控えめの水羊羹。美味しいほうじ茶が踊り狂うお腹を落ち着かせてくれました。
まとめ
非の打ちどころがないほどに繊細に仕上げられたお料理に大満足でした。
店員さんも可愛らしく、質問にも笑顔で答えてくれました。
聞けば、このお店はNIPPONIA(ニッポニア)のお食事を担当されているそうです。
質の高い料理や宿を提供すると定評があるグループですから、納得です。
NIPPONIA(ニッポニア)って?

お店の近辺にいくつかNIPPONIAさんの宿を見つけました。
どれも雰囲気のある佇まいでした。一棟貸しなので県外から来られるご友人やご家族に紹介すると大変喜ばれると思います(結構いいお値段はしますけども…)
最後に
今回ご紹介したMAWARUさんは、7月も一周記念サービスを継続されています。
通常1万円ほどするお料理を6000円で提供してくれますので、この機会に行ってみてはいかがでしょうか。
ゆったりと時間が流れる店内で、日常からそっと離れて美味しいお食事を存分に楽しんでください。
珍しいお酒もありますよ。