【みちひさあゆみ】リライト

「将棋って楽しい!」

そんな声が聞こえてきた香川県丸亀市の日本将棋連盟 亀城支部の将棋教室におじゃましてきました!

子供から大人まで、一手一手を真剣に打ちながらも、和気あいあいとした雰囲気が広がるこの教室。

本記事ではその魅力を、参加者の声も交えてお伝えします!

日本将棋連盟 亀城きじょう支部の基本情報

団体名日本将棋連盟 亀城きじょう支部
所在地香川県丸亀市津森町226-1
連絡先090-1327-2872(大西さん携帯)
代表者大西 藤男さん
活動日・時間毎週土曜日 
  1. かめさん子ども将棋教室10:00~12:00(小学生以下)
  2. 亀城将棋クラブ 13:00~17:00(中学生~一般)
主な活動場所城西コミュニティセンター「プルヌス城西」
HPなし
SNSなし
参加費(年間)①子供6,000円
②男性5,000円 女性3,000円

日本将棋連盟 亀城支部の活動内容

日本将棋連盟将棋文化の発展を目指す団体で、丸亀市にある支部が亀城支部です。

丸亀市城西町にある城西コミュニティセンターで、毎週土曜日に将棋教室を開催しています。

午前中が子供むけの「かめさん子ども将棋教室」、午後は中学生以上一般向けの「亀城将棋クラブ」となっています。

  1. 【子ども向け】かめさん子ども将棋教室 10:00~12:00
  2. 【大人向け】亀城将棋クラブ 13:00〜17:00

【1】かめさん子ども将棋教室 10:00~12:00

午前中子供向けの「かめさん子ども将棋教室」が開催されています。

初心者向けというよりは、将棋経験のある子が知識を深めてより上達するための教室となっています。

現在、幼稚園~小学校6年生までの30名~50名の子供たちが通っていて、みんな真剣に将棋に取り組んでいました。

対局するだけでなく、詰将棋定跡の勉強も含めて、将棋のレベルをあげていきます。

子供たちが自ら答えを導き出せるように、それぞれの将棋レベルにあわせて理解を促している光景が印象的でした。

詰将棋の問題に取り組む様子を見ていると、子供たちが頭をフル回転させている様子がうかがえ、その集中力の高さに驚きました。

教室に通う子供たちからも、将棋にかける想いを聞かせていただきました。

筆者

どうして将棋をはじめたの?

将棋教室は楽しい?

小3男子

おじいちゃんに将棋を教えてもらって、もっと強くなりたくてきたよ。

小さいのに強い子もたくさんいるから負けたくないな。

小5男子

学童に将棋の駒があって、将棋に興味を持ちました。

その後、城西コミュニティで将棋ができるとお母さんが調べてくれたので教室に通うようになりました。

もう3年通っています。

前回の月例杯では負けてしまったけど、次は勝ちたいです!

月例杯(トーナメント)の様子

これから将棋をはじめるお子さまには

これから将棋をはじめるお子さまは、教室に通う前にまず将棋のルールを勉強することからはじめましょう。

亀城支部を見学すると、将棋の基本ルールが掲載された冊子をいただけます。

駒の動かし方や、将棋の基本的なルールが図解付きでわかりやすく紹介されていますよ。

軽く遊べる普及用の将棋盤と駒も格安で販売していますので、まずは家庭でルールを学びつつ遊んでみるところからはじめてみてください。

親子で冊子の内容を読みながら、実際に駒を動かして遊ぶことで楽しく学ぶのがいいですね。

将棋は子供の能力アップに効果あり!?

プロ棋士に聞いたアンケートによると、将棋は学校の勉強の成績があがったり、人間力が高まると回答している方が多くおられるようです。

ルールがひと通り身について、より将棋を楽しみたくなったらぜひ教室へお越しくださいとのことです。

【2】亀城将棋クラブ 13:00〜17:00

午後中学生以上一般向け亀城将棋クラブとなっています。

本当は大人の時間も写真が欲しい

◆大人の教室の雰囲気や内容について要取材

代表の大西さんにお話をうかがいました

日本将棋連盟亀城支部代表の大西藤男おおにしふじおさんにお話をうかがいました。

対局時計を持つ代表の大西さん

大西さんは、日本将棋連盟の公認のアマチュア四段、また将棋指導員として香川県で将棋の普及活動をされています。

子供のころに縁台で楽しむ遊びのひとつとして将棋と出会い、その後どんどん将棋の魅力にはまっていったそうです。

お話を伺うと、将棋に関する興味深い話を沢山聞かせていただくことができました。

将棋で育つ熟考力

将棋に取り組むことで、課題に対して熟考する力が育つと大西さんはお話くださりました。

熟考力は以下のような3つの力があわさったものと言えるのではないでしょうか。

  1. 長時間維持する高い集中力
  2. 多くの選択肢の可能性を考える発想力
  3. 選択肢の中からベストを選択する決断力

まさに将棋の持つ特性そのものですよね。

情報処理のスピードが早くなった現代だからこそ、じっくり腰を据えて取り組む将棋は、子供たちの熟考する力を育てるのに役立つと感じました。

礼節やマナーを学べる

また、対局では対峙する相手にも敬意を持って挑まなければなりません。

ほんとは対局している写真が欲しい

年齢も経験も違う相手との対局を通して、礼節やマナーを自然に学ぶことができる点も将棋の魅力。

大人になったときに「将棋をやってて良かった」と思ってもらえたら嬉しいと、やさしい目でお話ししてくださいました。

まとめ

「日本将棋連盟亀城支部」は、将棋という共通言語を通じて、大人も子供も一緒になって楽しめる素敵なコミュニティでした。

代表の大西さんをはじめ、集まる大人たちの子供たちを見守る目が温かく、地域で子供を育てようという雰囲気が醸成されていました。

この取材を通して、古くから歴史を持つ将棋が、今もなお愛され続ける理由が分かったような気がします。

もしこの記事を読んで少しでも将棋に興味を持たれた方は、ぜひ日本将棋連盟 亀城支部に足を運んでみてくださいね。

次の新たな一手を打つのはあなたかも!?