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gallery kOtetsuは、丸亀市幸町の住宅地の一角に2025年9月にオープンした、作家物の器を中心に扱うギャラリー・ショップです。
作家物というと敷居が高いと思われがちですが、gallery kOtetsuでは気楽にお気に入りの器を探すことができます。
gallery kOtetsuへのアクセス
gallery kOtetsuへは丸亀駅から徒歩12分ほどで行くことができます。駅前にある猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)からのアートスポットめぐりで立ち寄ることもできそうです。

城乾小学校のグラウンドの西側、信号がある道を南に入ります。

garelly kOtetsuの外観
ギャラリーが入る松田倉庫は、以前は電気屋さんの倉庫や予備校として使われていた建物です。入り口は少しわかりにくいです。青緑いろの看板を目印に入っていきます。


一階には誰も人がいないので、「入っても大丈夫?」と少し不安になりますが、階段横の案内に導かれて二階に上がります。

gallery kOtetsu の入り口から内部の様子
お店のプレートが出ている入り口から中に入ると、12坪ほどの空間に、お皿やカップ、花器、箸置きなどたくさんの陶器が並んでいます。



レトロで目を引く照明は、よく見ると陶磁器の灰皿です。今は使われていない「暮らしの道具」をアップサイクルする愛知県のメーカーの製品です。

奥の部屋の中央には、企画展中の作品が展示されています。

猫の持つ「自由さ」からうまれたお店のコンセプト
優しい笑顔で迎えてくれるのはオーナーの三宅菜月さんです。

gallery kOtetsuの店名は三宅さんの愛猫「虎鉄君」からつけられました。
「猫の持つ、気品がありつつ、自由気ままで、柔軟なところが陶器とぴったりだなと思って」とのこと。また、「猫のように気楽に気ままに器を楽しんでほしい」という想いから「器楽に、器儘に」というお店のコンセプトがうまれました。
ちなみにgallery kOtetsuの「O」だけが大文字になっている理由は、「お店自体が皆を大きな心で迎える『器』であり、優しい角のない場所にしたい」という願いからです。三宅さんご自身がデザインしたお店のロゴは「O」の部分に三角の耳がついて猫の顔になっています。

gellery kOtetsuで出会える作家の作品
garelly kOtetsuでは、三宅さんが、その作品や制作に対する考え方に共感した作家さんの作品を常設展示しています。
香川県で活動している作家さんたち
香川県は近隣の愛媛県(砥部焼)や岡山県(備前焼)のような伝統的な窯がないため、作家の数はあまり多くないそうです。だからこそかえって、香川の作家さんたちは、「○○焼」という縛りのない自由な作風で制作をされている印象です。
けむくじゃら
手びねりで形作った、あたたかみのある動物や人物モティーフのキュートな器は、丸亀市のいくつかのカフェでも使われている人気作家さんです。どこかとぼけたようなユーモアのある作品は、使う人の心をゆるめて気持ちを明るくしてくれます。

zoku 工房
ぽってりとした厚い釉薬(うわぐすり)が、上から流れ落ちるようにかけられたコーヒーカップは、優しい色のグラデーションがとても美しく、海外のSNSでも人気があります。ギャラリーの売れ筋商品です。

こまつよしこ
シックな色使いの器は、料理や他の器とも合わせやすそうです。大きなドット(水玉模様)のおかげで、渋くなりすぎない、ポップな優しさが生まれています。この「水玉」にふさわしく、2026年6月の梅雨の季節には「雨音と、陶。」と題したこまつさんの個展がギャラリーで企画されました。

県外の作家さんたち
garelly kOtetsuでは、InstagramやThreadsを通じて県外の作家さんともつながり、作品を提供してもらっています。
茶木青子(さき あおこ)
お名前の通り、青い色にこだわって制作をされている新潟の作家さんです。不思議な動物たちに癒されるカップのシリーズは、青の絵付けが映えるように陶器と磁器の土を半々にしてマットで硬質な白地をつくるそうです。

土合由美(どあい ゆみ)
土に調和する鮮やかなピンク色は、作家の釉薬の研究から生み出されたものです。様々な色や質感の違うオリジナルな釉薬で、ご自身の感じたことを器に反映することができる、横浜で活動する作家さんです。

堀有一郎
ころんとした厚みのある丸いフォルムに浅いくぼみがある器は、おしゃれなレストランの前菜やデザートの皿として使われています。ボリュームがあるので食器棚にはしまわずに、家庭でも苔玉やお香、キャンドルなどを入れて飾って楽しんでほしいとgallery kOtetsuでは提案をしています。全国規模で個展をしている人気の作家さんです。

他にも今回ご紹介できなかった作家の作品、三宅さんが厳選したメーカーの製品もあり、見ていると飽きることがありません。
気になるお値段は?
気になるお値段ですが、作家物のマグカップで3,500円から6,500円くらい、比較的高価な花器で8,800円くらいです。 手作りの一点ものと思えば、プレゼントに、また自分用にも比較的求めやすい価格ではないでしょうか?
また、花や動物、埴輪などのかわいい形の箸置きは、一つ1,100円から買えるので、小さなものから好みの作家さんの作品を生活に取り入れてみるのもいいと思います。
gallery kOtetsu の企画展
galley KOtetsuでは常設展示に加えて企画展を開催しています。
企画展は「星降る食卓」(12月)や「はるのかけら」(3月)など季節に合わせた器の楽しみ方の提案をテーマにすることが多いですが、月替わりで「箸置き」や「和食器」、「コーヒーとお菓子の器」など用途別の「器あそび」と題した企画も試みています。


また、毎年9月の周年の展覧会は、ギャラリーのコンセプトである「猫」をテーマにしたいと考えているそうです。
これは猫好きには必見です。
陶器市「瀬戸内やきもの日和」を開催
有名な焼き物の産地ではよく大規模な陶器市が開かれますが、焼き物文化のない香川県ではほとんど耳にしたことがありません。
「香川県に陶器市を・・・」という想いから、オーナーの三宅さんは作家のけむくじゃらさんとの共同企画で「瀬戸内やきもの日和」と題した陶器市を2026年5月に坂出で開催しました。
初めての試みで、どうなるかわからない中でしたが、11人の作家さんが参加してくれて、gallery kOtetsuも常設や委託の作家さんの作品を持ち込み展示しました。
結果は「香川にこんなに器好きがいるのかと思うほどの大行列」ができ、大成功でした。
陶器市というと、渋いイベントのイメージがありますが、若者も楽しめるポップな陶器市をこれからも開催していきたいとのこと、ここからますます香川県に作家と「器好き」の輪が広がっていくことを期待しています。
gallery kOtetsu まとめ
忙しい毎日を過ごしていても、お気に入りの器でお茶を飲む時間には、ゆったりとした特別な幸福感や豊かさがあります。
gallery kOtetsuは、器の楽しみ方を提案することで、「手仕事の良さを伝え、作り手と使う人をつなぎたい」と活動をされています。
一方でオーナーの三宅さんは、「器を買わなくてもいいから気軽に来てほしい」と言います。「話をしに来るだけでもいいので、お店を好きになって欲しい。心のよりどころになれたら嬉しい。」とのこと。
確かにギャラリーの空間で器を眺めながら、時には手に取ってその質感や重さを確かめつつ、三宅さんに作家さんのお話を伺ったり、猫談義をしていると、楽しくてあっという間に時間がたってしまいます。
そうするうちに、離れがたい自分だけの器にめぐり会えるのではないでしょうか。

gallery kOtetsu の情報
| お店の名前 | gallery kOtetsu(ギャラリー・コテツ) |
| 住所 | 〒763-0048 香川県丸亀市幸町1丁目2-33 松田倉庫2F |
| Tel | 050-8888-4141 |
| Fax | 050-8888-4142 |
| info@gallerykotetsu.com | |
| https://www.instagram.com/gallery_kotetsu/ | |
| 営業日と営業時間 | 金~火 13:00-18:00 |
| 定休日 | 水・木(臨時休業あり。Instagrameでご確認ください) |
| 支払方法 | 現金、クレジットカード、 QRコード決済 |
| 駐車場 | あり。下図参照 |


