先日、子供のころから私の大好きなメニューのオムライスを
丸亀市綾歌町のビストロ Fille et fils. (フィーユ エ フィス)でいただいてきました。
雰囲気も味もおすすめしたいくらい素敵なお店だったので、是非ご紹介させてください。
店名 | アイレックスビストロ フィーユ エ フィス |
住所 | 香川県丸亀市綾歌町栗熊西1680 アイレックス内 Google map |
電話 | 0877-86-1314 |
営業時間 | [ランチ] 11:00~14:00 無くなり次第終了 [ディナー] 木・金・土・日・祝 18:00~22:00 ディナーはお問い合わせの上、早めの予約をおすすめします。 月・火曜の夜も10名以上のコース予約で営業可。 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | あり |
公式サイト | https://www.bistro-filleetfils.com/ |
もくじ
「フィーユ エ フィス」 の場所・アクセス方法
場所
丸亀市福祉事業団が管理運営をする丸亀市綾歌総合文化会館アイレックスの敷地内にあります。
1000人規模の大ホールも備えるアイレックスを目指して行くと迷子になる心配はありませんね。
国道32号線を高松からまんのう方面に走っていると、丸亀市綾歌市民総合センターのすぐ南側にあります。
国道沿いには「アイレックスに行く人はこちら」の看板があるので、その交差点を南に曲がりましょう(下の写真は東から西に向かっている)。
国道32号線から南下して、踏切を渡ります
踏切を渡れば、すぐにお店のかわいい看板が見えてきます。
看板のところで左折です。
曲がったら右手に大きな駐車場が見えてきます。
こりらはアイレックスの駐車場で、「フィーユ エ フィス」のお客さんも駐車可能です。
お店の前の駐車場はこちらです。
「フィーユ エ フィス」 の外観について
「フィーユ エ フィス」の外観は、ひとことで言うと洗練されたオシャレな「丸と四角」の建物!!
うまく説明できないのがもどかしいので写真をご覧ください。
近代的なデザインで、たくさんの植物に囲まれています。
赤いテーブルと机がが差し色になっていて、これまたセンス良し!
入口の店名を書かれたボードも赤でオシャレ!
ブドウの弦でできた緑のゲートを抜けると、
かわいいカラフルな小鳥たちがお出迎えしてくれます。
思わず近寄ってアップで写真を撮ろうとすると、誰かが羽ばたくので躍動感のある写真が撮れました。
「フィーユ エ フィス」の店内について
では いよいよ「フィーユ エ フィス」の店内に入りましょう。
入って右側にキッチンがあります。
フランスの地図やメニューが、細長い黒い黒板に書かれていて、ヨーロッパのカフェのような雰囲気です。
店内にはキッズスペースも用意されていて、お子様と来店しても楽しく過ごせそうです。
「フィーユ エ フィス」の名前の由来
お店の名前「フィーユ エ フィス」何度唱えて覚えようとしても頭に入ってこない。
私がフィーユについて知っている単語はミルフィーユだけです。
そもそも「ミルフィーユ」ってどういう意味なんだろう。
じっと見ると目までゲシュタルト崩壊してきたぞ・・・
こういう時は、どんどん深みにはまってしまうので、速やかにどうゆう意味か調べるに限ります。
そこで公式サイトで確認すると、次のように書かれていました(太字は引用者による)。
にわとり農家に生まれた兄弟が始めたお店です。
fille et fils(フィーユ エ フィス)の意味は「男の子女の子」。
ちょうど同じ時期に兄弟それぞれに子供が誕生しました。
兄には男の子・弟には女の子。そこからフランス語で店名をつけました。Introduction | アイレックスビストロ・フィーユエフィス
「フィーユ エ フィス」は「男の子女の子」という意味なんですね。オシャレで幸せで、なんて愛に満ちた名前なんでしょうか。
店主の方に、親指を立て「グッドサイン」をして細かくうなずきながら「そういうの大好きです」と伝えたくなりました(←不審者)。
センス満点のお店の名前と外観、そして「にわとり農家が作るお料理」に期待が膨らみます。
「フィーユ エ フィス」のお料理
今回いただいたのはおすすめディナーコースです。
コース内容は次のとおりです。
- ドリンク
- 季節の前菜
- 讃岐コーチンのグリル
- 卵やさんのオムライス
- デザート
- 食後のコーヒー
ドリンク
ドリンクメニューはこの写真のようになっています。
ワインにこだわったお店だそうですので、ワインをいただきたいところでしたが、みんな車で来てしまったのでノンアルコールから選びます。
とはいえ、ノンアルコールでも充実したラインナップなのでご安心ください。
お店のアクセス的に車で来られる方が多いと思うので、アルコールが飲めない人への心遣いを感じて、またちょっとお店が好きになりました。
私は、ジンジャーエール(辛口)をオーダーしました。
飲み物がそろったのでみんなで乾杯!!
辛口ですが、まったく辛すぎず、さわやかな後味でお料理の味を邪魔しません。
前菜はスズキのフリットと初体験の「クスクス」
- 前菜はワンプレートです
内容を書き出してみましょう。
- スズキのフリット
- 新鮮サラダ
- キャロットラペ
- ラタトゥユ(下にはアレが敷かれていました)
- カナッペ(クリームチーズととネギが乗ってた)
スズキのフリットはふわふわサクサクの食感が癖になります。
もうこれでおなか一杯になりたい!と思いましたが、まだまだ前菜。
期待が膨らみます。
ラタトゥイユの下に、なんか黄色っぽい小さいツブツブのもの!?
アワ?アマランサス?何だろうと思いながら食べると、雑穀とは違ったやわらかくプチプチとした不思議な食感で、味は淡泊な感じでトマト味によく合いました。
お店の人に聞いてみると、ツブツブの正体は
「クスクス」だそうです!!
クスクスは「世界最小のパスタ」とも言われ、原料は小麦。
発祥地はアフリカやアラブですが、ヨーロッパの国々、アメリカやブラジルでもよく食べられているようです。
クスクス、それは、私の理想とする純粋で上品な笑い方ではないですか。
このお店で大切な仲間とたわいもない会話をしながらクスクス笑ってほしい。
そんな気持ちできっとお料理を作っているに違いない。そうに違いない。
シェフはそんなこと一言も言っていないけど、きっとそんな気持ちなんだろう。と妄想し、
さらにこのお店が好きになりました。
【肉料理】にわとり農家こだわりの讃岐コーチンのグリル
前菜に続き、肉料理は「讃岐コーチンのグリル」です。
一般的な鶏肉は飼育期間が80日くらいですが、フィーユ エ フィスでは長めに飼育期間をとりオス95日メス105日とるそうです。
外パリ、中ジュワの食感で、素材の味を生かしたシンプルな味付け,しっかりした歯ごたえがある身のしまったお肉で、かめば噛むほど旨味が出てきます。
私のいただいたお肉はオスですのお肉だと店員さんが教えてくれました。メスかオスかはその日によって違うそうです。
95日大切に育てられた命を味わっていただきました。ありがとうございました。
ついにきた!!幸せの味オムライス
今回一番楽しみにしていたオムライスついてご紹介します。
ふわふわの卵でしっとりしたトマト味のライスを包んだオムライスは美しいの一言。
プロのお仕事ってほれぼれとしますね!というレベルの美しいつやつや卵
ソースはデミグラスでした。
みんなが大好きなやさしい味なのですが、コクがあり少しだけ主張する感じ。
食べた後の鼻に抜ける香りまでもおいしい!
語彙力がないのがもどかしいけど、一口一口が幸せになる味でした。
是非一度足を運んで食べてほしいと太鼓判を押せます。
デザートまで満足!しっかり焼きプリンはトロンと溶けます
デザートは①シフォンケーキ②プリンの2品から選べました。
私はプリンにしましたが、一緒に食事をしていた友人はシフォンケーキにしていました。
シフォンケーキは真っ白(なんと鶏さんのごはんは玄米だかららしいです)、今が旬の桃が添えられていました。
ホイップと一緒に食べると絶妙においしいそうです。
プリンはやわらかタイプのプリンではなく、 「これぞ プリン!」 という感じのしっかりしたプリンでした。
外側はしっかりしているのですが、中身はトロッとしていて、なめらかなくちどけでした。
かかっているカラメルが、本当に良い仕事をしていて、カラメルと一緒に食べることを計算された甘さでした。
食後のコーヒーと一緒にいただくのにちょうど良い量です。
デザートを食べながら、今日いただいお料理を振り返り、お腹も満足し、心地良い幸せに包まれました。
感想
フィーユ エ フィスでいただいたこだわったおいしい食事と、心地よい店内、楽しい仲間との時間を思い出すと、今でも幸せな気持ちになります。
みんなが定期的にこういう時間を持つことができたら、もめごとや争いも無くなるのではないかな。今の世の中にはみんなで楽しくおいしいものを食べることが必要なんだろうな。
なんて地球規模なことをしみじみ思います。
みなさんも、是非 フィース エ フィスでおいしい食事とともに、大切な人と幸せな時間を過ごしてみてくださいね。