丸亀城のすぐ近くで、宴会もできる素敵なお店を見つけました。
丸亀城の大手門からお堀に沿って東へと向かい、セブンイレブンの前を通り過ぎたら、大きな交差点の右手にお店が見えてきます。
店名についている「おごっつぉ」という言葉は香川の方言で「ごちそう」という意味です。お魚料理がおいしいと聞いているので期待が高まります。
もくじ
「おごっつぉ処 弁慶」の情報

店名 | おごっつぉ処 弁慶 |
住所 | 〒763-0013 |
電話 | 0877-22-3457 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | あり(8台) |
公式サイト | なし |
備考 |
「おごっつぉ処 弁慶」の外観
お店の外観は城下町の風情にふさわしい蔵のようなつくりです。

今日は宴会で座敷を借りきっていますから、のれんのある入り口ではなく、建物の左側にある入り口から直接二階に上がっていきます。
お店の中を通り抜けなくてもいいので、他のお客さんへの気兼ねがありません。
店内の様子
二階の座敷は広々としていて、40人程度の宴会なら十分にできます。
室内はモノトーンでまとめられてシンプルな内装ですが、目を引くのは照明を兼ねた鯉のオブジェです。 自由に天井や壁を自由に泳ぎ回っているように配置されています。

テーブルにはお料理が美しくセッティングされていました。

飲み物のメニュー
今回はワンドリンク込みで4000円のコースをいただきます。

飲み物はお酒もソフトドリンクも一通りの種類があり、いろいろ選べますが特にサワーの種類が多いですね。
コースの前半-前菜、煮物、刺身、茶わん蒸し、天ぷら
まず、前菜。

さっぱりとしたきゅうりの酢の物、一口大の小さな赤飯ボールが珍しくて、かわいいです。酒粕の和え物との相性もぴったり。
煮物は甘辛く煮た魚、エビ、ふきやカボチャなど野菜の盛り合わせ。

野菜は薄味で木の芽がいいアクセントになっていました。
器も美しいお刺身の盛り合わせ。

マグロやサーモンといった皆に好まれやすい魚も、タコや鯛など瀬戸内ならではの味覚も楽しめました。特にタコが柔らかくて美味しかったです。
茶碗蒸しはトロトロ。

アツアツをいただきます。 かまぼこやシメジ、具がゴロゴロ入っています。
次は、銀と黒の配色がシックな器の天ぷら盛り合わせ。

白身魚は身がふわふわに揚っていました。
ここでちょっと箸休め、ポテトサラダが、脚付きのかわいい器で出てきました。

こういうちょっとした居酒屋メニューがうれしいですね。
いよいよメインの鍋とお食事、そしてデザート
ここで鍋に火が入り、湯気が上がり始めました。

豚のバラ肉とキノコが濃いめのピリ辛の味付けで蒸し煮されています。

上品で優しい味の料理が続いた後だったので、かなりパンチがあり、印象的でした。
ちょうどご飯が欲しくなったところにお食事が出てきました。

ご飯はタコ飯、瀬戸内海の島でよく食べられる、まさに地元の味です。

大きいタコの切り身がゴロゴロ入っています。 お豆腐の澄まし汁と一緒にいただきます。
ここまでで、すでにおなかがいっぱいですが、デザートは別腹です。

初物のスイカと、ミニカップケーキ、ケーキは甘さ控えめの軽い食感でぺろりと頂いてしまいました。
ごちそうさまでした。
お料理をいただいてのまとめ
今回は宴会のお料理なので、誰もがおいしくいただけるように工夫されていると感じました。 一般になじみのある素材と瀬戸内の地物がうまく組み合わされ、味付けも上品な日本料理をベースにしながら居酒屋らしいメニューや韓国風に辛みのある料理で変化をつけていました。
お店を出ると、入り口の石づくりの照明に明かりが灯されていました。

次回はのれんの入り口から入って、カウンターでお店のオリジナルなお料理をアラカルトでいただきたいと思います。