本とともに暮らす ― ひらやすみさんに聞く「読書生活」

― まず、お名前「ひらやすみ」さんの由来を教えてください。

「この秋にNHKでドラマ化されるコミック『ひらやすみ』からいただきました。

平屋に住む男の子と、そこに同居する従姉妹の女の子のお話で、今いちばんハマっている作品なんです。定期購読していて、自然と自分のニックネームにしてしまいました。」

― 漫画だけでなく、小説やアニメもお好きだとか。

「そうですね。大学までは少女漫画が中心で、社会人になってからは少年漫画にハマりました。子育て中は少しブランクがあったのですが、子どもが成長してからは“いわゆる大人買い”をするようになって(笑)、流行の作品もランキング上位のものはチェックしています。今ではジャンルにこだわらず、気になるものをどんどん読むようになりました。」

― 読むときは紙と電子、どちらが多いのでしょう?

「どちらも同じくらいですね。本当に媒体は問わずに読んでいます。

ただ、紙の本を好きにまかせて買ってしまうと、家の中が本であふれてしまうんです。増えすぎた本を処分するのも心苦しくて…。好きで読んだ作品をゴミのように扱うのはどうしても忍びないんです。」

― そのために電子書籍も活用されているんですね。

「はい。電子媒体なら場所を取らないですし、気軽にたくさん読めます。それに加えて、図書館もフル活用しています。市内外の複数の図書館を使い分けて、それぞれの得意分野の本を借りるんです。図書館アプリで読みたい本をリスト化しておけば、効率よく借りることができます。」

てんてん

ここまでくると“図書館利用の達人”かもしれませんね(笑)。

― 本に対する愛情が伝わってきます。

「本や漫画は、私にとって生活の一部。だからこそ、作品を大切にしながら、これからもいろいろな形で楽しんでいきたいですね。」

取材後記

好きな作品を「ゴミにしないため」に電子書籍や図書館を活用する、という言葉が印象的でした。ひらやすみさんの読書スタイルは、本を愛する人にとってひとつの理想形なのかもしれません。

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  1. てんてんのプロフィール
  2. 丸亀うちわせんべい
  3. 【訂正前】「アイレックスのそばのビストロ」
  4. てんてんのプロフィール
  5. 植物本来の姿を尊び、その美を生け花に映し出す
  6. 【訂正前】丸亀城の近く、ちょっといい和食とお酒で楽しい時間が過ごせるお店
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