一度遠ざかった趣味「歴史と着物」 今ふたたび動き出す。再燃のきっかけと新しい日々【麻讃さんインタビュー】

執筆者:たびましこ

「自分の好きだったものが再燃した」そう語るのは、歴史と神社仏閣巡り、そして着物を愛する麻讃(まあさ)さん。


結婚・出産で手放した趣味が、今ふたたび動き出している。そのきっかけと趣味の再燃による変化についてお話を伺ってきました。

人生の転機

就職を機に徳島から香川へ移住。その後、結婚された麻讃さん。

結婚後、着物の着付け教室に通っていたのだかーー

着付け教室に通っている間に妊娠が発覚し、つわりで着物が着られなくなり習い事を断念せざるおえなくなったそう。その後、出産と子育てに追われ、趣味から離れてしまっていた。

再燃のきっかけ

そんな麻讃さんが歴史を追うようになったのは、実はここ数年前からなのだそう。


麻讃さん:子どもの頃から歴史が好きだったんです。歴史の中でも特に古代史1が好きで。知り合いの古代史好きの方が、四国は歴史的に面白い場所と聞き、「ほんまかいな?」と疑問に思ったのがきっかけでした。実際に調べていくと、本当に面白いなと気付いて。そういえば自分、歴史が好きだったなと思い出したんです。

  1. 古代史(縄文時代から平安時代12世期末まで) ↩︎

筆者:ありますよね!昔の熱が再燃する瞬間!ちなみに香川県で好きな神社はありますか?

麻讃さん:やっぱり飯野山にある飯神社です。

筆者:てっぺんにある所ですか?

麻讃さん:昔はてっぺんにあったんですが、今は下に下ろしてきた飯野山の入り口、麓にあります。

筆者:なぜ飯神社が好きなのですか?

麻讃さん:これもマニアックな話になるのですが・・・古事記に書かれている文章がありまして、香川県は讃岐と言われていますよね。讃岐の国の神様は飯神社なんです。飯依比古命(いいよりひこ 命)という神名で、香川県の中で一番偉い神様がそこに祀られていました。今は違うんですが・・・

筆者:今はちなみに・・・?

麻讃さん:田村神社です。

筆者:神社巡りはどこへ行きますか?

麻讃さん:基本的には四国で、たまに岡山県、年に数回は奈良県に行きます。「今日神社行ってくる」というと主人は「あぁ、またか(笑)」みたいな感じでいってらっしゃいと見送ってくれます。

筆者:では、麻讃さんのもう一つの趣味について。着物は何かきっかけがあったのですか?

麻讃さん:年齢が重なると洋服が似合わなくなるじゃないですか。服が似合わなくなると着物かな?と。昔お茶を習っていた先生がすごく素敵なおばあちゃまで。ピチっとした着付けではなくゆったり着物を着てらっしゃる姿が素敵だなって思っていました。「すごく楽なんよ」と先生が仰られてて、私もあんな風に着物を着たいなと。それでもう一度着物を着てみようかなと思ったんです。

筆者:私はそれでもう一度着物を着ようとならないのですが、踏み出せたのですね。

麻讃さん:着付け教室に通っている時に妊娠してやめたので。

筆者:結婚、出産で色々変わりますよね。だからこそ再燃したのですね。

麻讃さん:そうですね、ここ最近は再燃、再燃なんです!

趣味を再開してからの変化

ここ最近あったエピソードを軽快に話してくれました。

麻讃さん:産直に行った時に、着物を着て、籠を持って買い物に来ている素敵な女性を見て、めっちゃいいわぁ!って思ったんです!

そして続けて、

「期日前投票に来た時に、古い着物を着る会の催しがあって、明治時代の着物を羽織らせてもらったんです。麻の着物は薄くて軽くて、まるで着ていないかのような感覚でした!」

と、自身の体験談も話してくれました。終始にこやかで、着物のお話しをしている麻讃さんの表情は一段と明るく輝いていました。

そして、何年もしていなかったお茶の文化教室に参加されたそう。

麻讃さん:先生のご自宅に伺い、授業を受けさせて頂くのですが、美しいお家やお庭とか、茶室のしつらえが素晴らしくて。

と、感動を振り返っていました。

これから挑戦したいこと

筆者:着物を着て出かけたい所はありますか?

麻讃さん:気楽に着物を着たいので、日常で着たいんですよ。あそこに行きたいから頑張って着るのではなく、「普段から着物よ」みたいな。なので、このWEBライター講座の打ち上げの時は着物で来たいなという風に目論んではいるんですよ。

結び

子育てを経て昔情熱を注いた趣味に再燃し、また輝きを取り戻した麻讃さん。かつてのその佇まいに魅了されたお茶の先生のように、着物の素晴らしさや魅力が麻讃を通して次世代の人に伝わっていくといいなと感じました。

また、一度は封印していた情熱を思い出し、実際に行動に移したことで得られた変化やストーリーを聞いて勇気をもらいました。何事も諦めなければ遅すぎることはない、と。

素敵なお話しを聞かせていただき、ありがとうございました。

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