コ猫さんに聞くアートだけじゃない瀬戸内国際芸術祭。新たな島の魅力発見!

瀬戸内

 香川県が2024年度の都道府県魅力度ランキングで、総合満足度1位を獲得したのをご存じですか?(調査元:リクルート)前年度はトップ10圏外だったのですが、大きく順位を上げて1位になったことは素晴らしいことです。旅行サイト「じゃらん」を運営するリクルートの「観光を目的とした宿泊を伴う国内旅行(出張、帰省、修学旅行をのぞく)の実態調査」から見えてきたこの結果は、「うどん県、それだけじゃない香川県」を反映しているかのようであります。

 そして今年は三年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」の年です。瀬戸内の島々を舞台に約100日間の春・夏・秋の3シーズンの開催、季節ごとに瀬戸内の魅力が体験できます。
2010年から始まったこのイベント、今年で第6回を迎えますが、みなさん一度は島を訪れたことありますか?

 私は気になりつつも、「瀬戸内国際芸術祭」の会期中に今の今まで一度も行ったことがありません。今年は「オールシーズンパスポート」を購入済みなのですが、実は春会期をすでに逃してしまい、現在に至っています。
そんな中、出会ったのがSNSで素敵な島の写真をあげられている「コ猫さん」です。

この写真は本島から牛島を挟み、丸亀エリアを撮影 byコ猫さん

 今回はアート好きなコ猫さんに「瀬戸内国際芸術祭」のお話をお伺いすることができました。行きたい気持ちはあるのになかなか重い腰のあがらない、これまでずっと訪問の機会を逃している私のような方々に向けて、一番のおすすめスポットを教えていただきました。

 丸亀生まれ、丸亀育ちのコ猫さんはお名前の通り、猫好きな女性です。
気配りのできて物腰柔らかいコ猫さんはまさに島の雰囲気が似合う印象の素敵な方でした。

 彼女はコロナが落ち着き始めた2022年、前回の瀬戸内国際芸術祭で小豆島、男木島、女木島、豊島、本島、与島….ほとんど全部を回られたそうです。今春はすでに沙弥島、瀬居島を回っていて、夏会期には豊島、直島へ行く予定だといいます。

 そして、コ猫さんの一押しスポットは「本島」です!
瀬戸内海に浮かぶ香川県丸亀市に属する塩飽諸島の中心的な島で、唯一丸亀港からフェリーで行ける場所でもあります。丸亀市民にとっては港もすぐ近く、フェリーで約20~30分で島に渡れるとなれば随分と気軽に感じられます。

 本島へ着いたら、レンタル自転車かりて島を回るのがおすすめだと言います。平坦なところも多いので自転車で気楽に行けるようですが、体力に自信のない方も電動自転車があるので安心です。島の雰囲気を肌身で感じられるほか、野生の猫も結構いるようで何匹の猫に出会えるかという楽しみ方もできます。
コ猫さんは本島でなんとヌートリアにも出会ったことがあるそうです。外来種のヌートリア、大きなネズミのような生き物が道端をぴょんぴょんと飛んでいるところは、島ならではの光景です。
時間や体力に余力のある方は山を越えた向こう側に、海水浴場も開けているそうなので行ってみるのもよいですね。

 船を降りてすぐ、歩いて2~3分のところにある「島娘」という料理店も紹介していただきました。普段は1か月に数日のみ営業しているお店だそうですが、芸術祭開催中はほぼ毎日開いているそうなので、(2022時の情報)お出かけの前に調べてみるとよいかもしれません。
地元の食材を使ったタコ料理などがおいしく、コ猫さんは当時タコ飯、タコのから揚げなど、海の幸がたっぷり入ったお弁当を1000円で購入したそうです。お弁当などは取り置きや予約もできるそうなので、気になる方は本島に着いたらまずはお店に寄ってみるとよさそうです。

 今年本島は秋会期のみの開催となっています。
こうやってコ猫さんから本島の話を聞いていると、私も行きたくなってきました。今から旅の計画にいれてみようと思います。

 他にも丸亀市民には耳寄りな情報もあります。
丸亀市本島フェリーは毎月20日乗船料無料や昨年は2月丸々一か月間乗船料無料だったようです。瀬戸内国際芸術祭だけでなく、ふらっとお得に島へ遊びに行きたいものです。

*情報が古いものも含まれます。お出かけの際は最新情報をご自身でご確認くださいますようお願いします。

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